自転車旅行 4日目 

最近なんだか急に涼しくなりました。夜も布団をかぶって寝られます(笑。この夏休みはとても充実していて1日中家でゴロゴロしていた(宿題してた)日は8月に入ってまだ今日しかありません。今までず~っと何らかの予定が入ってました。忙しいものです・・・。

さて続きです。いよいよ長かった旅も最終日です。最終日もいろいろありました・・・。

最終日はこの4日間でもっとも走る距離が長いです。なんせ最終日は家に帰るだけですから到着が何時になってもかまいません。今までは遅くても5時くらいまで、と決まってましたからね。でも単純に考えても見てください。兵庫県の有馬温泉の所から六甲山を超えて大阪府を通り抜けて京都をかすめて三重県まで帰ってくるのですから・・・。しかも自転車で・・・。こんな無謀な事を実行したのは僕ぐらいではないかと思います(笑。念仏寺の住職さんも「ここから三重県まで1日で帰んの!?」とビックリしてました。

なので朝は5時に起きるつもりでした。が、寺の方、爆睡していた僕、皆寝坊しました・・・(汗。で、起きたのは5時半。「やばいやばい寝坊した!」と住職さんが起こしに来てくれました。その時僕はまだ夢の中でした・・・(汗。無理もありません。普段は住職さん達は6時に起きるそうなのですが僕が「明日は5時に起きます」なんて言ったら「じゃあ僕らも5時に起きよ」って僕に合わせてくれたんです。なんてお優しい方々・・・(涙。

朝ごはんもご馳走になりました。栄養バランスバッチリのおいしい朝食でした。それから急いで準備をし、できたのが6時40分。バタバタしてると住職さんが「有馬に来たんやからお土産にこれ持ってき」と炭酸煎餅をくれました。さらに「水分もいるやろ」とポカリを2本、僕が「一応、住所と電話番号を聞きたいのですが」と言ったら「あれ持って来い」と絵ハガキといろいろ書いたプリントをくれました。すると奥さんが「無事に家まで着けるように」とお守りまでくれました。もういたせりつくせりで感謝感激です。なんだか嬉しい気持ちと申し訳ない気持ちでいっぱいでした。すると住職さんが「道が分かりやすい所までバイクで先導したるから、ついといで」と言って、朝早い中バイクに乗って先導までしてくれました。ついて行く時、きちんと親切な奥さんにもお礼とお別れをし出発しました。

有馬温泉の地形は急な坂道が多く細い道が入り組んでいるのでとても助かりました。しばらくついて行った後、「ここから昨日話した通り行けば良いから」と言われ住職さんとはここでお別れです。親切で優しい住職さんにもお礼とお別れをしてここからはまた一人で再出発です。いつか今度は家族で有馬温泉に行ってみたいと思いました。その時は必ずまた訪ねてみたいと思います。もちろん今度は車でね(笑。

DSCN4104.jpg

さぁ最初の難関、六甲山越えです。住職さんに聞いたところ結構な坂道が続くみたいで、無事に越えられるか心配でした。すぐ近くには六甲山を越えないでもいいように盤滝トンネルが通っているのですが有料道路で自転車は通れません。しばらく走ってると六甲山の雄大な景色が・・・。せっかくなので1枚撮りました。なんか全体的に暗いのは・・・勘弁して下さい。

走ってるとどんどん坂が急になる・・・(汗。ついにはこげなくなり押して登りました。言っていた通りこれは凄い坂道です。自転車が重いのでかなり体力を使いました。「こんなとこ自転車で越える人なんているのかな・・・ハハ」とブツブツ言いながら頂上を目指します。

途中から気がついたのですが峠にはお約束?のカーブの番号を書いた看板が。「お、このカーブは2番目か・・・と言うことは1番が頂上??もうすぐじゃん!」とワクワクしながら先に見えるカーブを目指して登りました。「あのカーブを曲がったら頂上・・・」。「ついに登りきった!」と思いカーブの番号をみると・・・「3番!?」。「そんな・・・」。自分が想像していたのと逆だったみたいです。一気に上る気力が失せましたね(笑。期待していただけにガックリです。それと同時に「じゃあ、頂上は何番なの・・・」とすごい絶望感が襲ってきました。

グダグダ言ってても仕方がないので頂上を目指します。で、やっと頂上に着いたのが7時半。やく1時間後です。登りきったときは嬉しかったですね。残念ながら頂上からの景色は木と草に阻まれて見えませんでしたが・・・。

DSCN4106.jpg

あとは快適な下り・・・を通り越して急な下りでちと怖かったです。なにせ速度が出ると安定しないので。しかもカーブがきついので大きく膨らまないと曲がれないです。途中からドリフトした後が続いてました。「このコースだったらおもしろいだろうなぁ」なんて思いながら下ってたら、急に登りに!その坂の頂上には横も緑、上も緑、木のトンネルが出来てました。綺麗だったので1枚。幸いにも交通量は少なくて良かったです。大体の人は盤滝トンネルから行きますからね。

DSCN4108.jpg

そのうち盤滝トンネルの出口と合流しました。ここからは交通量がグッと増えました。相変わらず長~い下りで快調。すると目の前に山の間から見える神戸市内が・・・。雲と神戸市内がもうちょっとでくっつきそうです。「おぉ~」と感動しながら下ります。なにせ僕の目指すのは今見た神戸市内です。まだまだ先は遠そうです(汗。

しかし、長~い下りです。「もう何キロ下りが続いてる?」と聞きたくなるくらいず~っと下りです。まぁ僕にとっては楽でいいのですが。重いのでブレーキをかけなければどんどん加速してきます。するとようやく歩道が!安全な歩道を走りますがどんどん歩道の幅か狭く・・・(汗。しかし歩道から出たら車の餌食です(笑。おそらく道幅が狭いので追い越しも出来ずクラクションを鳴らされて終わりです。歩道には所々段差があり、猛スピードで突っ込むとパンクの恐れがあるので減速します。プラスこの下りです。ブレーキ握りっぱなしで、「こりゃ毎日通っていたら握力がつくだろうなぁ」なんて言いながら下ってました。しかし恐るべし兵庫県。こんな長~い下りは初めてです。自転車のブレーキが壊れるかと思いました。そんなこんなでやっと下りきったらちょっと手が痛かったです(汗。

その後は国道2号線を走ったのですが平坦な道で歩道もあるし綺麗だし言うこと無しでした。今度は大阪府に突入ですがなかなか県境?府境?の看板がでてきません。「まだ?」なんて思いながら走ってたらしらない間に大阪府に入ってました。いつの間に・・・(汗。

RSCN4137.jpg

大阪府内のビル群です。田舎な三重県にはこういう光景はなかなかありません。というか高層ビルが少ない・・・。

大阪府内も走りやすかったです。歩道の整備が進んでますね。そして広い。しかし都会なので人が多いですね。その点が走るときに気を使いました。そして皆さん小さい交差点では信号が赤でも車来ないと確認したら普通に渡ってました(汗。「いいの??」と思いながら自分も便乗してたんですけどね(笑。

大阪府から抜けるのに時間がかかりました。途中から走ってた道路が高架になり「これは不味い」と思い高架の下を走っていたのですがよく見ると高架に続く道の初めに「自転車禁止」の看板が!「えぇ!あの高架の道って自転車禁止なの!?じゃどうやって大阪から出ようか・・・」。するといつの間にか高架の道より高い所を走る道を走ってました。この道、峠に続く道でかなりの坂です。「この峠を越えなきゃならないの!?ほんとにあの高架の道は自転車禁止なの??」とためしに確認してみると高架の道の先にあるトンネルの入り口に歩道の標識が!「なんだ通れるじゃん」と急いでその道に下りました。しかし歩道があったのはトンネル内のみ。その先は車道だけでした。相変わらず「この道を自転車は通っていいのか」という不安が付きまとっていたので、ためらいながら走っていると後から自転車に追い越されました。その瞬間なんだかホッとしました。その後はまた歩道が出てきて安全に走れました。無事大阪府からも抜けれました。

お昼はいつもは手作りのおにぎりですが、今回は作る暇が無かったのと「お昼もいる」と、とてもじゃないけど言えなかったのでコンビニに寄っておにぎりを買って食べました。やっぱり腐ったおにぎりより100倍おいしいです(笑。

RSCN4131.jpg

自分の考えた最短ルートだと少しだけ京都府の下を通ります。14時にやっと京都に入りました。この調子だと家に帰るのはかなり遅くなりそうです・・・(汗。

RSCN4129.jpg

しかし走らないといつまでたっても家には着きません。自分を奮い立たせ家を目指します。すると木の間から看板が見えてる・・・。「これはもしや・・・、三重県の看板キターーー!!」。看板が見えたときはとても嬉しかったです。しかし喜ぶのはまだ早いです。この時点で、もうすでに17時です・・・(汗。

やはり田舎になるとまたも歩道はありません。しかし慣れとは恐ろしいもので、なんども横をトラックが通ってもあまり怖くなくなってしまいました(汗。「日のある明るいうちに知ってるところまで」とペースを上げて走っていたのですがついに途中のまったく知らない所で日が暮れてしまいました。

しかし道は一本道なので迷うことなく順調に走れました。平行して名阪国道が走っているのですが自転車は通れません。高速もどきなので走る気にもなれないんですけどね。

途中までは適度な交通量、街灯もあり民家もあり、人の気配がして普通に走れたのですが、急に道の雰囲気がガラッと変わりました(汗。「この道を走るの・・・」目の前に広がるのは真っ暗な闇です。25号の標識が不気味に誘います。街灯、民家、車、人っ子一人いません。国道25号と割と大きい片側1車線の道なのですが隣に名阪国道が走っているのでだれも通りません。言わば旧道です。初めは坂道だったのですが止まると自転車のライトが消えます・・・。するとホントに真っ暗です。怖がりの僕はそれだけは避けたいと、嫌でもこぎ続けました。もう必死でしたね。昼間ならなんともない道と思いますが夜はまるで違います。坂を上りきり、幸いなことにず~っと下りでした。しかしどんどん舗装が悪くなる、道幅も狭くなる・・・。ホントにただの峠道のようでした。あまりの暗さで路面の様子がまるで分かりません。何度か段差に詰まってこけそうになりました。途中、数軒の民家や車ともすれ違ったのですが、その時はとても安心しました。闇の中、前を何か動物が横切ったり、ガードレールの向こうでガサッと音がしたりしたときもありました。たまに何か追ってきそうな気がして後を振り返るのですが真っ暗な闇です。もの凄く怖かったです。鳥肌立ちっぱなし、寒気しっぱなしで逃げるように走ってました。もう2度と走りたくないとも思いましたね。

すると目の前に明るい道が!やっと25号を抜けたみたいです。その時の嬉しさは表現できないですね(笑。それからはラストスパートで、「どこにそんな力があったんだよ」って聞きたくなるくらい力が湧いてきて猛スピードで走りました。

結局家に着いたのは21時20分でした。家に着いたときとても安心しました。足が疲れてフラフラでしたね。かなり日焼けしたので家族は「どうしたの~!?」って驚いてました(笑。そんなこんなで4日目の最終日に走った距離は156キロです。今までの1日に走った距離の最高記録を樹立しました(笑。この4日間のトータルの走行距離は491、62キロでした。500キロには届きませんでしたが約500キロなのでちょうどよい距離でした。走り続けた時間は46時間25分でした。

こうして僕の夏休みの自転車単独500キロキャンプは幕を閉じました。お世話になった方々にはこの場をかりて改めて御礼申し上げます。それと4日目の記事が異様に長くなってしまいました(汗。すいません。
この経験は良い経験になったと思います。過酷でしたが結構楽しかったです。何より無事に帰ってこれて良かったです。念仏寺さんにもらったお守りが効いたのかな??
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2009/08/26 Wed. 16:42 [edit]

Category: 日記

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この記事に対するコメント

今回は

お疲れ様でした。
いや~、よく走りきったですねぇ。
さすがに1日で大阪から三重まで自転車で行くって聞いたら驚きますよ・・。しかもそれを実行してしまうとは本当にすごいですよ。

難関という六甲山は車太郎様が体力を使うというくらいだから一体どれほどの坂道なんでしょう・・・。
頂上まで1時間かけてですか・・・。自分だったら死にますな(笑)

ラストスパートは怖かったでしょうね。
街灯も車も家も人もいない真っ暗な道を一人で走るのはかなり怖いと思いますよ。よく走りましたね・・・。

500キロ届かなかったようですが十分な記録ですよ。よく走りきりましたねぇ。

何はともあれお疲れ様でした。

車大好き兄弟 #- | URL | 2009/08/26 20:11 * edit *

No title

神戸から一気に自転車で帰宅ですか。神戸から近鉄特急でも1時間以上掛かりますよ・・・
神戸は住宅地でも凄い坂の場所が幾らかあります。傾斜20度位とか・・・体感は45度ですよ。
大阪の県境は2号線なら確か電気屋のジョーシンの前を超えた左門橋だったと思います。
まぁ、体も自転車も無事で良かったですね。

S.T #ofxKis3k | URL | 2009/08/27 18:15 * edit *

お疲れ様でした・・・・

つくづく相当無謀な挑戦だと思いましたが、よく成し遂げましたね。以前S.Tさんらと大阪の旧車巡りをされてたようですが、あの時も自転車で来られたんですよね?あなたの体力と忍耐力にはホントに恐れ入る。

それにしても腐ったオニギリって、よく腹壊しませんでしたね・・・・(笑)。

T.I #Xergcpac | URL | 2009/08/28 16:57 * edit *

No title

こんばんは。コメントの返信が遅くなりすいません。

車大好き兄弟様
なんとか走りきりましたよ(笑。最終日はホントに距離が長かったです。六甲山の坂道はもの凄く急でした。途中から急に急な登りになってヘトヘトになりました。
怖がりなので暗い道を走るのは心臓に悪いですね。人間、真っ暗な闇の中に放り込まれると急に怖くなります。

S.T様
確かに僕が走ってきたのも住宅街でしたが急な下りでした。毎日通ってる人は大変でしょうね。そう言えばジョーシンがあったような無かったような・・・。
体は無事でしたが自転車がちょっと壊れましたね。スタントのバネが取れてキャンプ中に直したのですが最近また取れてスタンドを擦りながら走ってます(汗。

T.I様
流石にあの時、大阪までは自転車では行ってないですね。無難に電車です。自転車で行こうと思ったら夜中に出ないと着かないですね(笑。
なんとか腹は壊しませんでした(笑。3日連続で腐りかけのおにぎり食べたのに。そういう病気も無くてよかったです。

車太郎 #- | URL | 2009/09/03 21:09 * edit *

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